古着と音楽と酒を愛するオタクな名物スタッフの山根がお送りする【ヤマネブログ】がスタート。彼の膨大な古着コレクションや興味のあるモノが中心に彼の独自の感性でセレクトするスニーカーをご紹介していきます
BOSTONCLUB HOOP店の山根と申します。既に記事には登場してるので初めてではないのですが、急に山根の企画をやるからと…言われ、正直戸惑っている次第です...ハイw
第1回という事もあるのでとりあえず面白いネタないかと家を漁っていたら、少し前にリサイクルストアで見つけた【マイコレクション】がありましたので、ご紹介したいと思います。
1970年代のPANTHER パンサー デッドストック キッズ スニーカー です。これを見つけた時はテンション上がりました!!!
シャープででなおかつつま先に開放感を持たせた丸みを帯びたシルエット、そんなレトロなスタイルのスニーカー【PANNTHER-パンサー】です。1977年のカタログを見るとジュニアパンサーデラックスという名前で載っているスニーカーがあります。サイドのパンサーロゴとソールパターンがよく見ると違いますがその年代に近いモデルではないかと推測しています。
1970年代、当時の子供たちの足元を支えていたシューズといえば
世界長の《PANTHER-パンサー》
月星(ムーンスター)の《JAGUER-ジャガー》
日本ゴム(アサヒ)の《COUGAR-クーガー》
などのシューズが思い浮かびます。
どれも『早く走りたい』と願う子供たちの間で人気の定番モデルです。こうして見るとオニツカもそうですが当時の日本の運動靴にはスポーツシューズとして求められる強さと俊敏性を表す為、肉食動物の名前を付けることが多いですね。
その中でもPANTHERは他ブランドにはないカラーリングとサイドのメキシカンラインの軽快さが人気となり、多くの子供たちに親しまれ、また学校の指定靴となることも多かった銘品です。
そして、2016年AWに復活を遂げたパンサー
こういった復活、復刻がある場合、よく現代的なアップデートがデザイン面でもされることが多いのですがコチラはかなり忠実に再現された復刻モデルとなっています。
『PANTHER DERA』の特徴ともいえる独特なナイロンの質感、スエードのカラーと染色方法、シュータンに付く織りタグ、そしてシルエット。当時のキッズモデルと並べてみてもその再現度はやはり高いです!そしてインソールはオーソライトを採用しており、当時の雰囲気を快適に楽しめるモデルとなっています。こういったところは当時物でなく、現代での復刻の利点ですよね。
そういったわけでPANTHER、相当オススメのモデルとなっていますので是非、試してみてはいかがでしょうか?
HOOP店の名物スタッフの山根がお送りする【ヤマネブログ】いかがでしたでしょうか?そのオタクな気質からお客様からのご支持も多いHOOP店名物スタッフ山根の独特な世界観と彼がセレクトするスニーカーをご紹介してまいります