古着と音楽と酒を愛するオタクな名物スタッフの山根がお送りする【ヤマネブログ】がスタート。彼の膨大な古着コレクションや興味のあるモノが中心に彼の独自の感性でセレクトするスニーカーをご紹介していきます
BOSTONCLUB HOOP店の山根です。記事のアイディアを色々考え、いざ書こうと思うとなぜか忙しくなり、何を書こうとしていたかすら忘れ、また振り出しに戻る…そんな日々を過ごしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回ご紹介させて頂くマイコレクションは、PUMAのヴィンテージボストンバッグです。ヴィンテージでのボストンバッグ、スポーツバッグでいえばadidasなどがとても有名ですが、PUMAのヴィンテージボストンバッグは、市場に出回る数が少ないです。その為、そもそも情報自体がとても少ないので、希少性が高くヴィンテージ好きにはたまらないアイテムです!
ディテールを見て行きますと、、、まずどーんとプリントされたPUMAのロゴ!
PUMAのヴィンテージでは、プーマのロゴのデザインでおおよその年代が判別でき、コチラのロゴは、口が付いている(現在のプーマロゴには口はついていません)ので、およそ1970年代のアイテムだと推測が出来ます。それらのアイテムを見つけるとテンション上がります(笑)
もう1方の側面には「PUMA SUISSE」の文字とワッペンか何かが付いていた接着剤跡があります。「SUISSE」はスイスのフランス語表記ですね。付いてたのはチームのエンブレムですかね?て事はスイスのスポーツチーム、または代表チームなんかが使用していたバッグだったのかなと考えてみたり。誰が使っていたとか、そういった推測をしたりするのも古着の魅力の1つですよね。
生産タグは見当たりませんが間違いなくヨーロッパメイドだと思います。時代的に西ドイツやフランス辺りでしょうか?またジップの刻印は『Re-α(a?)』、初見のブランドですが如何にもユーロっぽいデザインです。ネットが普及した現在でもわからない事がたくさんある古着の世界ってやはり奥が深いな、面白いなとこういったものに出会う度に感じさせられる今日この頃です。(笑)
そんな今日の足元には同じくヨーロッパメイドでバーガンディカラーを使った『RALPH SAMPSON DEMI OG(ラルフ サンプソン デミ オージー)』を選びました。現行のPUMAスニーカーに【ヨーロッパメイド"MADE IN Romania"】があることの嬉しさを感じさせられる1足です。
因みにこのスニーカー、展示会サンプルではベトナム製だったようですが、いざ製品として入荷したらルーマニア製でした!という裏エピソードも(笑)そういったお話があるのも個人的には歴史の深いプーマならではで面白いなって思います。
OGとしては忠実な復刻モデルとは違うのですが生産国、品質、価格、エピソード、すべてが魅力的なスニーカーですので是非、お試しください。
HOOP店の名物スタッフの山根がお送りする【ヤマネブログ】いかがでしたでしょうか?そのオタクな気質からお客様からのご支持も多いHOOP店名物スタッフ山根の独特な世界観と彼がセレクトするスニーカーをご紹介してまいります