1968年、PUMA SUEDE誕生から50年以上を迎えているがその不変のスタイルはスポーツシーンのみならず、ファッション、音楽などカルチャーシーンにも影響を与え続けている。
厳選された素材を使い、国内の工場で生産する匠の技が光るPUMA SUEDEの最高峰「MADE IN JAPAN」であるPUMA MIJコレクション。
PUMA MIJのコンセプトはただ名作を復刻するのではなく、そのヘリテージに「日本ならではのこだわり」を持って「日本流にアレンジ」をし、日本由来の素材の魅力を最大限生かせるよう素材選定し、製作すること。
今回は、1980年代中期に旧ユーゴスラビアで生産されていたシルバーフォームストリップの2カラーが復活。シューホールは現代のスタンダードである7穴に変更され、履き心地やフィット感を向上させながら、アッパーのデザインバランスにもこだわった作りになっている。着用時のシルエットの美しさや細部までこだわり抜いたディティールは日本製ならではと言える。
従来のSUEDE CLASSICのアッパーパターンではなく「SUEDE 90681」のベースである、 旧ユーゴスラビアで生産されていたシルバーフォームストリップを持つSUEDEを参考にし、さらに近いものを忠実に再現するため、新たにアッパーパターンを起こした。
アッパーに関しては日本の最大の皮革産業地域である兵庫県姫路市で生産された「姫路レザー」を使用。歴史的に古くから続く生産手法で革本来の味を最大限にまで表現する特別な過程で製作されたプレミアムスウェードを採用している。「革に徹底してこだわりたい」という考えからオリジナルとは違うコンセプトを採用し、シルバーフォームストリップまで同様の上質なレザーを使用。
イン ソールに関しても、足裏に接する部分がフラットな貼り付けタイプのインソールではなく、人間の足型のラウンドに合うカップインソールを採用し、よりよい足馴染み、フィット感が感じられ、MIJのこだわりを最大限に余すことなく表現している。
手にした瞬間から日本製ならではの靴の深い味わいが伝わり、仕上がりの良さ、革のこし、色つやの違いから技を積み重ねた職人のクラフトマンシップを感じることができ、ヘリテージに日本の美しさが加わった「PUMA MIJ」ならではの魅力的な一足に仕上がっている。